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監修のことば

大震災から一年を経過し、今もなお復興に向け努力されている皆様に心より敬意を表します。

 職業感染研究会の活動目標の一つに「医療従事者への職業感染意識の充実、知識の習得の援助、医療現場でより安全で使用しやすい器材の改良研究を行う」があります。針刺しに代表される医療従事者の血液感染をより減少させることを目的として多くの医療従事者、組織が協力して活動しています。
 針刺し切創により、B 型肝炎ウイルス、C 型肝炎ウイルス、エイズウイルスなどに感染する可能性もあります。安全機材の普及は医療従事者のみならず病院という針や鋭利な機材の多い場所に集まる患者さんにも必要なことです。
 また結核などの空気感染、インフルエンザなどの飛沫感染、多くの疾患に見られる接触感染に対しても重大な院内感染を防ぐ目的でPPE(個人用防護機具)の正しい使用法の普及も重要になってきています。
 これまで職業感染研究会は医療従事者の皆さんの安全を確保する目的から4 回にわたり安全器材、個人用防護具のカタログ集を作成してまいりました。

 前回カタログ作成から時間が経過する中で安全器材の種類が増加し新たなカタログの作成要望の声が医療現場から上がってまいりました。この要望を受けた今回数々の安全器材を網羅したカタログを新たに職業感染研究会のメンバーが忙しい中時間を割いて作成いたしました。正しい使用法や針刺時のエピネット使用についてもわかりやすいよう心がけました。
 各医療機関が職員、患者の安全を確保する上で役立てていただけたらと存じます。また今後も適宜改訂を研究会として加えていきたいと考えています。

 このカタログの作成に際しお忙しい中多くの時間を割いていただいた職業感染研究会のメンバーの皆様に心よりお礼申し上げます。

2012 年5 月

職業感染制御研究会
代表 森屋恭爾

編集・執筆

編集担当 満田 年宏 公立大学法人 横浜市立大学附属病院
執筆担当
(五十音順)
網中 眞由美 国立感染症研究所 細菌第二部第一室
木戸内 清 岐阜県東濃保健所
黒須 一見 財団法人 東京都保健医療公社荏原病院
満田 年宏 公立大学法人 横浜市立大学附属病院
吉川 徹 公益財団法人 労働科学研究所
李 宗子 神戸大学医学部附属病院

本カタログ集の活用方法について


  • 本カタログ集は二章から構成となっています。
  • 第一章 安全器材に関する解説編には,針刺し切創の実態に関する最新の知見や,安全器材の評価方法,関連するソフトウエアの活用方法等が掲載されています。
  • 第二章には安全器材のカタログ集を掲載しています。安全器材をカテゴリー別に分類し,それら器材別のリスクと対策の解説に引き続き安全器材が掲載されています。
  • 付録として,エピネット日本版が掲載されています。
  • 本カタログは職業感染制御研究会のホームページ(http://jrgoicp.umin.ac.jp/) でeBookとして閲覧可能です。また同研究会のホームページからpdf ファイルとしても公開されていますので,ご参照ください。