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透析関連器具

 

リスク

 透析室で発生している針刺し切創の原因器材は、静脈留置針と透析専用針が最も多く(38.9%)、ついで使い捨て注射針によるもの(35.2%)、点滴ラインの接続・増設に用いる針(5.6%)、翼状針(1.9%) となっている。
破棄ボックスに捨てる時の針刺しは25.9%で、器材を患者に使用中(18.5%)で、数段階の処置操作の合間(9.3%)、リキャップ時(7.4% )、器材の分解時(7.4%)、使用後から破棄するまでの間(3.7%)、ゴム管・ゴム栓への注入・分注時(3.7%) となっており、使用後から片つけるまでに針刺しが多発している。したがって、透析用針や翼状針の使用後すぐに、針先が隠れるタイプの安全器材を利用することで、これらの使用後廃棄までの針刺しリスクを減少させることができる。
血液透析用に用いられる針は静脈留置針、翼状針ともに中空針で、径が大きく、針刺し発生時に曝露される血液量 が多い。また、日本の透析室ではC 型肝炎ウイルスが陽性の患者の割合も高く、針刺しした際の職業性肝炎の発生リスクは他の針刺しに比べ相対的に高い。

対策

  • リキャップは禁止する。
  • シャント穿刺場所の近くに廃棄容器を設置する。もしくは、シャントへの血管確保後に穿刺針の内筒針をすぐに捨てられる携行用廃棄容器を利用する。
  • 安全装置付きの血液透析用シャント穿刺針を利用する。針がシャントから引き抜く際に保護目的の筐体内に収納されるタイプ、シャントから針を引き抜く際に針に覆い被せる保護ケースをもつタイプがある。
  • 使用後の鋭利器材をトレイに入れて処理する際には、手を使わず、セッシ等を用いる。