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ヒューバー針

 

リスク

 埋め込み型の中心静脈カテーテルアクセスポート等へのアクセスの際にヒューバー針が使用される。本診療材料の特徴としてノンコアリングニードルであることが挙げられる。埋め込み型アクセスポートのシリコン素材を貫通する際に,切り屑が発生すると薬剤の漏出や切り屑がラインの閉塞を引き起こす可能性がある。埋め込み型アクセスポートの頻回・長期にわたる使用を可能にするために,穿刺針はこの切り屑が発生しにくいデザイン形状を採用しており,この特徴をノンコアリングニードル(non-coring needle) と呼んでいる。一方で,このノンコアリングニードルは鷹の爪のように特殊な形状をとっており,取り扱う医療従事者にとっても,在宅医療においてはケアを行う家族にとっての脅威となる。

対策

  • 外来癌化学療法の進歩と普及に伴い,ヒューバー針の国内消費本数は飛躍的に増えている。穿刺は病院外来で行い自宅に戻り本人か家族が抜去したり,在宅医療で訪問診療・看護により使用されるなど情況は様々である。こうした情況を踏まえて取り扱い者が十分に本診療材料のリスクについて理解すべきである。
  • 一方で国内には数多くの安全機能付きのヒューバー針が販売されており,ヒューバー針を導入する際には迷わず安全器付き製品を採用する。使用する前には製品の特性を十分に理解してから使用する。
  • 安全機能を作動させたら器材は速やかに耐貫通性の廃棄容器に廃棄する。
  • 使用後の静脈留置針の内針を手渡ししない。やむをえず渡すときはトレイを利用し、必ず介助者に一声かける。