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個人用防護具(personal protective equipment:PPE)

【手袋】
血液や体液を触れる際には、手袋の着用を行います。針刺し切創における感染リスクを減らす効果は明確ではないものの、一定の血液曝露量を減少させることが報告されていることから4、注射針やメスなど鋭利物を取り扱う際においても手袋の着用が必要です。
また、処置などにおいて手袋の表面を汚染した病原体は、着脱後の手指からも検出されます[5]。したがって、処置毎に廃棄・交換するとともに、汚染された表面に触れないように手袋を外すなど、適切な着脱および、使用毎における手指衛生が必要です。

【ガウン・エプロン】
標準予防策において、気管・口腔吸引、オムツや尿の処置など、医療従事者の衣類および露出部位が曝露される危険性がある際には、撥水性のディスポーザブルのガウンまたはエプロンを着用します。薬剤耐性菌対策としても有用であることから[6]、接触感染予防策を行う際には、処置の内容に関わらず使用することが推奨されます。
エプロンを用いる際には、露出しているため上腕の汚染を考慮した適切な手洗いが必要です。

【マスク】
マスクは、飛沫予防策におけるサージカルマスク、空気予防策においてはN95 マスクが選択されます。
H1N1 2009(パンデミック)を含むインフルエンザでは、サージカルマスクが用いられます[7],[8]。
SARS の伝播の際に、エアロゾル発生の可能性がある処置が、医療従事者を含めた感染リスクであったことから、H5N1 インフルエンザなど病原性が高く伝播時の危険性が高い病原体による感染症に対しては、気管支鏡・気管内挿管・気管内吸引などのエアロゾル産生性の処置を行う際には、N95 マスクの着用が推奨されます。


【ゴーグル・フェイスシールド付きマスク】
目への曝露は感染が成立するリスクがあることから[9]、血液が飛散する状況においては、ゴーグルやフェイスシールド付きマスクの着用が必要です。特に、観血的な手術の際には、微量な血液も含め顔面に曝露されていることが報告されており[10]、適切な着用が必要です。